年の瀬に…実家問題②
こんにちは!
前回書いた続きです。
医大病院で精密検査を受けた父。
結果はパーキンソン病ではありませんでした。
多系統萎縮症という、難病でした。
私も父のことで初めて知りましたが、進行の速さも特徴のひとつなんだそうです。
その他、様々な症状があるそうなのですが、中でも
・フラフラとした歩き方
・呂律がまわらなくなる
・字が書けなくなる
・頻尿
・表情が貧しくなる
・嚥下障害
という項目があり、びっくりしましたが、これ全てに父が当てはまります。
お茶を飲んだだけでむせて噴き出ているところを、何回か見ました。
字も、父が書いたものは何を書いてあるのか全く読めません。
この数年以内に完全寝たきりになるだろう、とのことでした。
さすがに母も私もショックだったのですが、父は受け入れているのか、もう諦めているのか、すでに難病であり治らないことは受け入れていると言っていました。
(すみませんが、この辺の詳しいことについては割愛します。)
そして、この診断が出たことで、大きな問題が出てきました。
それが、私の出産に関する事です。もう父を一人残して母だけ手伝いに来るということはできないということに。
お風呂での転倒、座ったところから立ち上がれなくなる、怪我をしてもすぐに病院へ連れて行けない、など泊りで父1人にしておくことができなくなったからです。
(呂律が回らないため、119への通報、タクシーを呼ぶなど電話を使用してのSOSが難しいのと、車の運転はもう辞めているので、自力で病院へ行くのが難しい。)
かといって、実家周辺に父をお願いできる親戚はいません。(両親ともに県外出身)
そして、ここでさらに問題を大きくするのが、心配性の塊である母。
そんな状況なので、父を連れて手伝いに来ると言い出しました。
うちの母は、自分で決めたことはやめようとせず、周りの話を全然聞き入れません。
特に、冠婚葬祭、妊娠出産などは世間体を気にして
「もうそれは今の時代にそぐわないからしなくていい」
と言っても
「いや、前はやってた。私がやるからいい。」
と、とにかく譲りません。
なので、今回里帰り出産を私がしないのは今でも不満で(普通は里帰り出産するもの、という考えが染みついている…)帰ってこないなら、実母の私が必ず行くという使命感?があるようです。
手伝いにきてもらうなら父を連れてくるしかありません。でも、そんな状態の父と、産後の私、幼児二人に新生児…そんな大変な状況は避けたい私。
里帰りしていた時同様、母のストレスはMAXになり、私との衝突が絶対起こる。
里帰りをやめるに至った経緯はこちら↓↓
もうこの際、無理して手伝いにきてくれなくていい、と話したのですが、完全にスルー。母の中で、産後の手伝いに来ないという選択肢はありません。
さらに、我が家は玄関の前に5段ほどの階段があるのですが、手すりがついていません。
なので父は一人で上り下りできない。父は滅多に来ないので、私たち家族だけなら手摺が無くても何ら不自由していません。
私の話はスルーして
「外階段に手摺をつける手配をしてください。できないのなら、父はいけません。そうなった場合、有無を言わさず貴女にはこちらで里帰り出産してもらいます。」
とラインが…
始まりました。母の止まらない暴走。。。
こういうの、たまにあるんです。周りの声は一切聞こえず、自分の決めたことを遂行するために、周りをかえていこうとする…
ここから始まった、母との攻防。ついに両親の姉妹まで巻き込んでの大事に…
そして、私の弟は父が難病であることも、こんな状況になっているのも知らない…
全てを私に乗せようとしてくる母に疲弊気味です。